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観世家ゆかりの地 「銀座」

#141 二十六世 観世清和

能楽師

観世清和(かんぜ きよかず)

二十六世観世宗家。
1959年 二十五世観世左近元正の長男として生まれる。
1990年 宗家継承。
初世 観阿弥・二世 世阿弥・三世 音阿弥の 子孫。
観世流家元として年間 80 番以上のシテ(主役)を勤め、その数は斯界随一で あり、現在の能楽界を代表する。国内はもとよりフランス、アメリカ、インド、タイ、 中国など世界各地で公演、中でも 2016 年 7 月 ニューヨーク・リンカーンセンター における招聘公演(5 日間 6 公演)は連日満員の盛況で批評家から極めて高い評価 を得るなど大成功を収めた。
また観世宗家に伝わる能面・能装束・伝書を収蔵する 「一般財団法人 観世文庫」を設立し又、「観世アーカイブ」(インターネット)にて 世阿弥 自筆本をはじめ、多くの伝書・文書類を広く公開し、能楽の研究と普及に尽 力している。
2011 年の東日本大震災時は、鎮魂と復興への勧進(かんじん)義援能を 精力的に開催した。2017 年には、渋谷区・松濤「観世能楽堂」を観世家ゆかりの地 「銀座」へ移転し約 150 年振りの帰還を果たした。
令和元年 10 月には天皇陛下御即位に伴う「即位礼正殿の儀 内閣総理大臣夫妻主催 晩餐会」にて日本国政府代表、来日された各国元首・代表・祝賀使節団へ祝言曲「石 橋」を嫡男 三郎太共々披露した。
さらに(独)日本芸術文化振興会評議員として日 本の伝統芸術の保存と継承に寄与、東京芸術大学音楽学部講師、国立能楽堂三役養 成主任講師として後進の育成にあたる。
著書・共著・監修に『観世清和と能を観よう』(岩崎書店)、『新訳 風姿花伝』(PHP)、 『能はこんなに面白い』(小学館)などがある。
芸術選奨文部大臣新人賞、フランス文化勲章シュバリエ、芸術選奨文部科学大臣賞、 平成 27 年紫綬褒章、伝統文化ポーラ賞大賞、JXTG 音楽賞など多数受賞(章)

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